餃子を絶対にこびり付かせない、たった一つの方法
こんにちは、ma-ya’s CREATE[まーやずくりえいと]です。
突然ですが餃子、美味しいですよね。
食べ物で何が一番好き?と聞かれたら迷いに迷って10回に6回くらいは餃子と答える程度に餃子は大好きです。
でも家で作るとどうにもうまく焼けない。フライパンにこびり付いて皮はビリビリ、具は出てきちゃうわ肉汁は漏れるわで食べる前からテンションがた落ち、折角キレイに皮に包んだのに、なんかもう先の人生に一片の光も見出せず絶望し続ける皆さんに朗報です。
餃子の皮をフライパンにこびり付かせず、綺麗に焼くたった一つの方法をご紹介します。
コンロ点火~盛り付けまで餃子を絶対に触らない、ただそれだけ。
結論から言います。ただ触らない。それだけです。
餃子をフライパンにこびり付かせ、ビリビリぐちゃぐちゃしちゃう人の心理状態を順を追って下記にまとめてみましょう。
- うわ~今回は大丈夫かなこびり付かないかな、心配だからこまめに触って確認しよう
- あ、やばいくっついちゃってる、他のも剥がさないと…!
- あ~皮破けちゃった、これも破けた、あ~具も漏れちゃった…
- ……今日も綺麗に焼けなかった氏にたい
餃子を日頃うまく焼けない人はその不安から、コンロに点火した途端、極度の心神喪失状態に陥ります。
そしてついつい焼いてる途中の餃子をつんつんしたりペリペリしてしまうのです。
はっきり言います。それこそが唯一の間違いなのです。
逆に言うとそれ以外は何も間違ってないです。たぶん。
きっとネットで「餃子 焼き方」とか「餃子 焦げない」とか調べてるはず。
そういうやり方でやってれば間違いないはずです。
もっと言うと、方向性を大きく逸れてなければ僕は焼き方なんて何でもいいと思ってます。
少なくとも家庭料理レベルでは。
コンロ点火後に餃子を触るのは盛り付けの直前=十分に餃子を焼いてからです。
ちなみにアホみたいに強火で焼き続けない限り、餃子は意外と焦げないので安心してもらっていいです。
とはいえ若干のコツはあるので以下にまとめます。
- あまりにもテフロンが剥げたフライパンは買い替えましょう。
- 油は多いと最後にハネまくるのがうざいので適量に。油が多いからといって焦げ付かない訳では全く無い。
- 水分が蒸発してからも強火で焼き続けるのはNG(弱火~中火で十分)。
- フライパン表面の小麦粉の膜がかなり焦げてきたらそろそろ触ってOK(この時水分は完全に蒸発してる状態)
- 最後の最後に強火で1分とか、油を回しかけるとか、やってもいいけど家庭じゃ大して変わらんよ
という感じです。
ちなみに画像は我が家で焼いた餃子(僕が焼き担当大臣なので)。
家で作ると、当たり前ですが好きな具材を好きなだけ入れられるので好きです。シソ大量!とかショウガ大量!とか。
なぜ早い段階で餃子を触るとこびり付いたり皮が破けるのか?
ちょっと考えれば当たり前のことなんですが、焼いてる途中の餃子っていうのは皮が水分を大量に含んでいます(水入れますからね)。
水分を含んでるということは弱い・脆いということなんです。
この段階でつついたりすると容易に皮は破けます。それこそ秒で。
でもある程度焼いてくと、今度は皮の水分が蒸発してきます。
そうすると皮は徐々に固くなります。
ちなみに焼き面も、しっかり焼き固めると焦げ色は付くけどフライパンからは剥がれ易くなります。
これは肉でも何でもそうです。土井善治先生が言ってたから間違いないです。
つまり焼き面も表面の皮も両方、しっかり焼いてるうちに頑丈になるということ。
この段階にきて初めて、餃子は触るに耐え得る強度となるのです。
次に餃子を焼くときは思い切って餃子を触らないでみてください。
新しい世界の扉が開くかもしれません。
※但し結果については責任を負いません。