[WordPress] WP mail SMTPのGmail設定でエラーが出るので、Amazon SESに切り替えた話

こんにちは、ma-ya’s CREATE［まーやずくりえいと］です。

つい数日前(2022/08/09あたり)、このサイトのWordPress管理画面を開いたらWP mail SMTPで↓のようなエラーが出ていました。

注意喚起! サイトが最後に送信しようとしたメールは失敗しました。

メールの発信元ソース: Contact Form 7
Mailer: Google / Gmail
{
"error": {
"code": 429,
"message": "User-rate limit exceeded. Retry after 2022-08-11T01:31:34.099Z (Mail sending)",
"errors": [
{
"message": "User-rate limit exceeded. Retry after 2022-08-11T01:31:34.099Z (Mail sending)",
"domain": "global",
"reason": "rateLimitExceeded"
}
],
"status": "RESOURCE_EXHAUSTED"
}
}

なんやねんこれ…

User-rate limit exceeded　→　ユーザーレート制限を超えました

てことみたいだけど。

このサイトはトップページにフォームを置いていることもあってスパムに結構悩まされてるんですが、

そのせいもあってGmail側のセキュリティに引っかかっているのかな？とかいろいろと妄想。

ちなみにこのサイトのWP mail SMTP設定は↓のような方法で「メーラー」としてGoogleを選択する方法（その他のSMTPではない）でやってました。

【MW WP Form】でGmailにメールが届かない時の対処法！WP Mail SMTPで解決！

割と新しめの方法なので結構安心してたんですが…

まあエラーになるなら仕方ない。対処法を考えました。

［結論］Gmail設定ではなく、Amazon SES設定に切り替えた

結果的に色々試行錯誤するも↑のエラーは解決せず（一時的になおっても翌日また発出されたりする）。

なのでWP mail SMTPでGmail設定を行うのは辞めました（諦めました）。

そこで何かいい設定ないかな～と思っていたところ思いついたのがAmazon SESです。

SESは「Simple Email Service」の略称。

Amazon SESて何なの？という話ですが、ぼくの理解で超絶ざっくり言うと、

自分のメールアドレス（GmailとかYahoo mailとか）を使いつつ、メール送受信の仕組み的なところはAmazon SESが良しなにやってくれるサービス

なのかなと思ってます。

このサイトはAWSのLightsailで構築しているので、AWSアカウントも持ってるしちょうどいいかなとも思いました。

料金はかかりますが↓のように微々たるものですしおすし。

• Amazon SES 料金（公式）

これでストレスから解放されるならもうそれでいいという判断でした笑

Amazon SES設定の流れ

まずAWSアカウントがなければ作成します。

• AWS アカウント作成の流れ（公式）

アカウントを作成してログインしたら、検索バーで「Amazon Simple Email Service」を検索してサービスの管理画面に移動します。

そのあとの流れは↓の記事が超絶わかりやすいです。

Amazon Lightsail + WordPress に移行③（AWS SES SMTPメール設定）

Amazon SES側とWP mail SMTP側の設定を行ってテストメールを送信して完了。

Amazon SESは利用承認に最長24時間かかるのでそこは待ちましょう。

当然ながら利用承認が下りないと正常にメールは送信できません。

これで今のところ当サイトでは正常にフォーム送信がうまくいってます。

ちょっとこのまま様子を見ますかね。

※ちなみにあくまでこの記事は一つの事例であり、微々たるものとはいえ料金はかかりますので、参考にする場合そこら辺は諸々自己責任でお願いいたしますmm

ではでは。