- web design -

blog

現場経験無しの35歳おっさんが、正社員WEBデザイナーを目指した話。

ぼやき

change_my_career

 

こんにちは、ma-ya’s CREATE[まーやずくりえいと]です。

 

今春から、都内で正社員WEBデザイナーとして勤務することになりました。

制作現場での勤務経験が無い状態で、WEBデザインを本業にしようとキャリアチェンジを決めたのが35歳。

それから1年と数か月、時には不安に駆られてあてもなく「WEBデザイナー 30代 男 未経験」とかでググったりもしたよね。。

 

予め断っておきますが、これはいわゆる「未経験からのWEBデザイナー転職のススメ」的な記事では全くないです。

ただ今回の転職に向けて自分は何をやったか、何を考えたかを残すことは一つの「実例」として誰かの何かの役にたつかもしれないので、自分の為にも時系列で振り返ってみようと書いております。

 

転職決意時までのスペック

自身のバンド活動を通して独学で数年間、紙とWEBのデザインを下手くそなりにぼちぼちこなす。
何とかバンドサイトのレスポンシブ化をした頃から、WEB制作にハマりはじめる。
HTML・CSSは何となくわかる。PhotoshopとIllustratorも何となく使える。
  
仕事はWEB系だったものの、制作部ではなく管理運用部。だが一部制作っぽい業務もやったりしていた。
副業として個人アフィリエイトサイト運営やたまに頂くフリーのお仕事を経てさらにWEBにハマる。この頃本業としてWEBデザインに関わることを決意。
  
だがしかしこの時点で年齢35歳の既婚男性、制作部での現場経験はゼロ。道のりは険しい。
※ちなみに一時フリーで生計を立てれるか試みたが見事に頓挫している。

 

まずはポートフォリオサイト制作

フリーの仕事もやっていたとはいえ、一つ一つの案件は小規模なものがほとんど(バナー制作とか)。
実績を見せてもアピールとしては弱いと踏んで、0からポートフォリオサイトを作ることに(このサイト)。

 

心掛けたのは妥協をしないこと。
当時のデザインやコーディングスキルに関わらず、気に入ったデザインやインタラクションは積極的にググりまくって取り入れました。

 

さらに予定には無かったんですが、最終的にはPHPでサイトをWordPressテーマ化。

この狙いは二つで、ひとつはアピール力を上げるため。
もうひとつはブログ機能を持たせることで「アウトプットの場」を設けるため。

せっかく作るなら運用もしたかったし、ブログを通じて発信(=アウトプット)したかったんですよね。
制作事例(ギャラリー)もCMSで管理出来れば更新しやすいし。

 

もちろんこの時までWordPressの独自テーマをPHPで構築したことなんてないんですが、本を一冊買って根気強く取り組みました。

やってみると、大体は意外と何とかなるもんです。
中には実装を諦めた機能もあったけど、諦めなければ何とかなることは意外と多い!
と気づけたのはとても良かった。

 

結果的に、このポートフォリオサイトは今回の転職で最も効果を発揮したように思います。

ちなみにポートフォリオ完成後は定期的にブログで記事を書くようにしてます(今でも)。
実装につまずいた所とか気付いたこととか、試してみたこととかささいなことも。

 

これは超!重要なことだと思ってます。
ブログに昇華することで知識の定着率が上がるし、下手なことは書けないのであやふやなところは調べつつ書いたりするので、確実に身になります。

 

何よりも、技術の進歩が特に早い業界なのでそういうマインドはすごく大事だし、評価対象にもなるようです。
これも転職成功の要因の1つだったかと。

 

本での学習・プログラミング学習サイトの利用

ポートフォリオサイト制作と同時に、浅くてもいいから体系的に勉強するため、まずは無料のプログラミング学習サイト(有名どころ2サイトくらい)でレッスンを受けまくりました。

 

そして本。各言語の入門書を一冊ずつ買って、並行して読み進める日々。

それまでは必要な知識をその都度調べてたま~に実装するくらいで、体系的な勉強をしていなかったんですよね。

 

基本的に学習に関してはHTML・CSS(Sass)・Javascript(jQuery)がメイン。
加えてGitとか環境面の勉強も適宜やってました。

あまりよろしくないんですが、時間も無かったのでこの期間に限っては写経的な事をほとんどしてません。
ただし、つまずいてもググったりして必ず理解して次に進むよう努めていました。

 

ちなみに無料のプログラミングサイトを全て受講したからと言って、「実践力」はつかないです。
あれは「いかに言語の習得をスムーズに、わかりやすく始めるか」のサービスであって、
実践力はあくまで「実際の実装の中で」ついていくものだと思います。

 

WordPressサイトの構築、再び

ポートフォリオが無事出来上がり、意外と何とかなるもんだな!とわずかながら自信がついた頃、サイト制作の依頼を貰いました。

ちょうどいい機会なので改めてWordPresでサイト構築をすることに。

今度は人のサイトなのでXAMPPの仮想環境で制作を進めました。

もちろんXAMPPに触れるのもこの時が初めて。やはりググれば何とかなるもんなのです。

 

仕様としてはこのサイトよりも複雑で多機能さが求められたので、これもいい経験になりました。
制作後はポートフォリオのギャラリーにも事例としてきっちり掲載。

 

転職への第一歩。派遣WEBデザイナー

ポートフォリオ制作や勉強、依頼サイトの制作が終わり、ある程度区切りがついたらいよいよ仕事探し。
この時点で転職決意から半年ほど。
早速派遣会社に2,3社登録をして、企業見学という名の面接を4社程受けました。

 

なぜ派遣から始めたかには理由があります。
まず、現場経験のない35歳をいきなり正規雇用で採用する企業はさすがに無いだろうと思ったから。
と同時に現場で通用する自信もこの時全くありませんでした。

 

後で知ったけど、独学・フリーランスあるあるとして自分のレベル感がなかなか把握出来ないことは良くある事らしい。

自分も全くその通りで、ずっと一人で(趣味・副業程度に)WEB制作をやってきたが為に、同僚と切磋琢磨したり、その道の人(クライアントや一般の方除く)に評価してもらう機会なんてほぼ皆無。

 

何をするにも「これでいいのだろうか…?」が付きまとう環境で自信を付けていくのはなかなか難しかった。。
大げさじゃなく、バナー制作一つとっても自分のやり方じゃ現場では通用しないんだろう、とか結構難しく考えてました。

なのでこの時の心境としては正直、「何でもいいからとにかく現場に潜り込みたい」一心。
何としても「制作現場経験」が欲しかった自分は、少しでも間口を広げるためにも派遣WEBデザイナーという一歩目を選択しました。

 

ちなみに面接では各社業務内容の説明をしてくれるんですが、この時の自分は説明を受けても全くイメージがわかない状況苦笑。
現場経験が無いことに加えて、自信の無さから諸々拗らせている状態だったので、冷静な判断も恐らくできてなかったと思います。

 

結果的に3社からお話を頂いて、比較的場数を踏んでいたWEB画像制作がメイン業務の現場で働くことになりました。

 

正社員転職を決めたきっかけ

予定として1年以上は派遣先で勤める予定だったものの、正社員転職を意識し始めたのは入社後2、3か月くらいだったと思います。
主な理由として、

  1. ルーティンだけでなく、一歩踏み込んだ裁量(責任)のある仕事がしたい
  2. 独学で進めていたコーディングやフロント実装が楽しくなってきたので、仕事の幅を広げたい

といったところ。

仕事に慣れるにつれ、その現場ではそれらの実現が難しそうだと感じていました。

 

しかしそれらは全て、派遣という働き方を選び、かつ冷静に現場を選べなかった自分の責任。
元々紙もWEBも比較的幅広くやってきた自分が、分業化された現場に不満を抱くのは普通に考えれば予測できたはず。

 

なので、今度は自分の望むキャリアパスをある程度見据えた上で、出来るだけ裁量と幅を持って働けそうなところを「しっかり選ぼう」と思いました。

 

あと、転職活動に入る前には知り合いのツテや転職エージェントの転職相談サービスで、
経験のあるエンジニアやクリエイターの方にポートフォリオサイトや実績を細かく評価してもらいました。
幸いそこでかなりポジティブな意見を貰えたことも正社員転職に踏み切った理由です。

 

正社員転職~準備編~

この時点で派遣で働き始めて約半年。残りの派遣契約期間は約3か月(二回目の更新をしたばかり)。
現場経験ができたといっても期間としては一年未満なので、既存のポートフォリオだけだとアピールとしてはまだ弱いかな、というのが個人的な考えでした。

 

というわけで転職活動に入る前に、正社員転職の下準備としてポートフォリオの拡充を図ることに。

といってもあまり時間をかけすぎると機を逃してしまうんで、期間を1か月間に定めてポートフォリオ拡充(追加制作)計画を立てました。

  1. jQueryのちょっとしたプラグイン制作&Githubでの公開
  2. Vue.jsによるシンプルなSPA制作(サブサイトとして。デザインツールはAdobe XD)

①はちょっとしたテキストエフェクトプラグインの制作。エンジニアさんなどはGithubアカウントでのソース公開がもはや常識とのことだったので、それにならいGithub公開までをノルマとしました。ちなみにポートフォリオ本サイトと、ここで追加制作したサブサイトもGithub公開してます。

 

②は自分のスキル紹介に特化した3ページほどのサブサイト制作。当時流行っていたJSフレームワークがVue.jsだった為、思い切ってルーティングさせてSPAにしました(といっても構造としては超シンプル)。ちなみにデザインツールはまともに使うのは初のadobe XDを使用。

 

平日は仕事をしながら制作を進めたので、それなりに苦労しましたが何とかギリギリ間に合った。。
結果的に、このポートフォリオ拡充も転職に大いに役立ったと思います。

 

正社員転職~実践編~

ポートフォリオ拡充が終わり、いよいよ転職活動スタート。
どういう考えのもとに、どう進めていったかなどまとめてみます。

 

目標設定

まずはざっくりとした大目標プラス、一定のスパンで区切った目標(3年後、5年後…的なやつ)を設定しました。
途中で目標が変わる可能性も大いにあるけど、この時点での目標をきちんとイメージしておくと、企業選びや面接での受け答えがブレないのでとても良かった。

ちなみに自分の場合、

  • 3年後…フロント実装も強いWEBデザイナー、もしくはデザインも出来るフロントエンドエンジニア
  • 5年後…サーバーサイドの知見があって、デザインも出来るフロントエンドエンジニア
  • 大目標…WEBデベロッパー(何でもやれちゃうスーパーマン)

という感じ。

 

結構大風呂敷を広げた感はありますが…
元々割と幅広く(浅く)やってきたので、スペシャリストよりはジェネラリストの方が向いてる気がするし、何より自分はその方がやってて楽しいと改めて感じました。

 

あと個人的にすごい!と感心するポートフォリオサイト作ってる人って、大概デザインも出来るフロントエンドエンジニアだったり、WEBデベロッパーを名乗ってるんですよね。

 

企業選び

自分の場合はIT・クリエイター特化型の転職エージェント&転職サイトによる個人での応募で進めました。
エントリーはエージェント・個人応募併せて20社ほど。

 

やっぱり現場経験が浅いことが最後までコンプレックスだったので、結構ここでも弱気な部分はあったんですが、一つだけポリシーを掲げました。

 

「理想は高め、選ばれるのではなく選ぶ!」

当たり前のことだけど、内定を「貰えそう」な企業ではなく自分の目標を実現できそうな企業を積極的に「選ぶ」こと。
業務内容や条件からちょっと厳しそう…と思っても気にせずレッツエントリーの精神。

逆に面接の結果自分の希望とマッチしないと感じた場合は、本当に恐縮だけど選考辞退させて頂くケースも結構ありました。

結果としては、これが非常に良かったと思ってます。

 

ちなみに最終的な企業選びのポイント・条件は優先度順で以下のような感じ。

選考を進む中で追加されたものも多いです。

  1. 分業化されておらず、WEBデザイナーの守備範囲が広い。もしくは本人の希望に応じてデザインやコーディングなど幅広く経験が可能
  2. フロントエンドエンジニアもしくはそれに準ずるポジションへのキャリアが築ける
  3. 制作だけではなく、運用など他のフェーズに関われる
  4. 他職種(特にエンジニア)と物理的・精神的に距離が近い
  5. 現場の方たちのスキルアップに対する意識が高め
  6. 新技術の導入に対して前向き
  7. 人間的魅力に溢れ、関係もフランク
  8. デザインそのものの価値を認め、高めようとする風土
  9. 働き方改革方面にも力を入れている
  10. 派遣社員時の平均手取り額以上のお給料+賞与有り
[補足]
①:ターゲットは中規模企業。大企業だと分業化されている可能性が高く、小規模企業だと逆に業務幅が広すぎて日々の仕事に忙殺されそうだと推測。
③:作って終わりではなくその後の運用や上流工程にも興味があるため。
④:将来的にサーバーサイドにも知見を広めたいので、バックエンドの仕事を身近に感じておきたいから。
⑧:「デザインなんて感覚でちょちょっとできるでしょ?」という前時代的思潮・風土の中で働きたくないから。デザイン価値向上に対して前向きな企業。
⑨:ブラックな労働環境回避の為。個人のスキルアップや夫婦の時間は犠牲にしたくない。

書き出すとすげえ多い苦笑

 

もちろんこれら全て満たしていなければダメ、なんて上から目線な話ではないです笑。

 

感覚としては優先度の高いものをベースに、プラスαでどれだけマッチするかを意識してました。
面接でもここら辺を主に質問させて貰った気がする。

 

正社員転職~結果編~

時期的な要因もあり選考はかなりスピーディに進み、すべての結果が出そろったのは活動開始から約一か月後。
同じ週に一次・二次面接両方入るくらいのスピード感。早い。。

 

派遣の仕事もあったので、就業後はほぼ毎日面接というとても濃ゆい一か月間でした。。

転職活動ってかなりの精神力と体力が必要なんですね。知らなかった苦笑
面接以外にも企業研究や書類の用意で寝る時間が削れる削れる笑

 

本音を言うと一週間くらい有給使いたかったんですが、オトナの事情?から派遣元から「なるべく内定まで転職活動がバレないように」的なお話が。う~ん、オトナ。

 

ただ普段私服だったのにいきなりスーツに近い恰好で出社したり、日中の面接は午前休や早退を結構したのでバレないわけがないです。
何度朝会で「転職するんで辞めます」と言いかけたことか。
でもオトナは様々な事情を汲まなければいけないわけです。

 

結局派遣元の指示通り、退職を派遣先に伝えたのは一社目の内定を頂いた後でした。

 

で、結果ですがざっくりと

 

エントリー:20社くらい
⇒書類選考通過:10社
⇒選考辞退:5社
⇒内定:5社

 

という感じ。一社目の内定を貰った時は相当安心しました。
だがしかしここからもまだ大変だった…

 

正社員転職~内定承諾編~

そもそもしっかりと「選び」つつ進めていたので、内定を頂いた企業さんはどこも自分の希望とかなりマッチしてるわけです。
贅沢な悩みとはわかりつつも、内定承諾まで相当悩みました。夢の中でも悩んでました。

 

クリエイターを大事にして、待遇にもそれが表れている企業、

個性的で”人”の魅力に溢れる企業…etc

 

それぞれ特色はありつつ、どこも先に挙げた希望条件の多くを満たしているだけに、選ぶのは本当に難しかった。。

最終的には原点に立ち戻り、自分の思い描くキャリアへの道筋をより具体的に提示してくれた企業に内定承諾のお返事をさせて頂きました。

 

具体的にはWEBデザイナーの守備範囲が広く、マークアップはもちろんJS面などフロント実装も一貫して任せてもらえる環境なので、希望にはかなりマッチ。
一見残業も多そうだけど、制作会社としては残業抑え目。
現場のポリシーとして、無理のない範囲でデザイナーにフロント実装まで任せているようでした。
バックエンドもかなり強く、運用面などにも関われそうなところもポイントに。
その他条件や待遇面も申し分無し。
給与も想定以上の額を提示して貰えました。

 

正直ついていけるかが不安…苦笑
良い歳こいたおっさんですが、キャッチアップできるよう頑張らねば。。

 

何とか転職成功。要因は?

内定を数社から頂けた要因について、自分なりに分析してみようと思います。
やっておいて良かったことや偶然起こったことも含めていくつか要因はありました。

 

ポートフォリオサイトの評価

リリース以降もしょっちゅう改修・機能追加をしてきた甲斐もあって、ポートフォリオサイトに対する評価にはかなり手応えがありました。
恐らくこのサイトが無かったら全滅だったと思う。

 

頑張って作ってほんとによかったー!泣
よっぽどの事情が無い限り、ポートフォリオサイトは時間かかっても妥協せず作った方が良いと痛感しました。

 

マインド面の評価

日頃のブログによる情報発信や、ポートフォリオの拡充(プラグイン・SPA制作)など、アウトプットを大事にするマインド面の評価も大きかったと思います(個人的にアウトプットはインプットよりもよほど大事だと思ってる)。

 

特にブログは後述する奇跡を引き起こしてくれたので、運用してて心底良かった。。
技術の進化が著しい業界だけに、ここを最重要視する企業も多いそうです。

 

不安で悶々とする時間もありつつ、そんな時こそ手を動かすようにしてました。

 

ポテンシャル採用案件への応募

「ポテンシャル採用」「即戦力採用」は一般的に知られていると思いますが、ここの見極めがある程度うまくできたところも要因の一つかと思ってます。

 

即戦力採用に大幅なウエイトを置く企業だと、そもそも実務経験年数だけでふるいにかけられるケースもある模様。

自分にとってこの部分は不安要素の一つでした。しかもポテンシャル採用って若い人の特権とも思ってたんで余計に。

でもそういう情報って求人票からはなかなかわかりづらいんですよね。。

 

後で思ったことだけど、たぶん「ポテンシャル採用」「即戦力採用」を重要視する割合とか、どの年代までをポテンシャルで採用するかは企業によってものすごく幅があると思います。

 

正直ここに関しては転職エージェントを利用するメリットだと感じました。
恐らく、エージェントはその辺りや企業の置かれてるフェーズなども踏まえて求人紹介してくれてる(ハズ)。

個人で応募した企業も基本的にポテンシャル面を考慮してくれるところばかりでしたが、これは運も良かったんだと思ってます。

 

ちなみに転職エージェントはIT・クリエイティブ特化型のエージェントを利用しました。
個人的にエージェントを利用するなら特化型が良いと思ってます。
WEBデザイナーも技術職なのである程度話が通じないとストレスだし、先述した通り比較的求人紹介のマッチ度も高かった気がする。

 

あと自分の利用した特化型エージェントはポートフォリオの評価サービスがありました。
明らかに非効率なコードを書いてたりすると指摘が入り、改善した上で応募を始めるシステムのようです。
良い悪いは別として、特化型ならではのサービスですね。

 

偶然!自作プラグインがCodePenでピックアップされた!

ポートフォリオ拡充計画の一つで作った、ちょっとしたjQueryのプラグイン。
そのデモをCodePenに投稿したら偶然トップページでピックアップして貰えました。

 

そんなに複雑なプラグインじゃないので(汗)本当にたまたまだけど、アピールとしてそこそこの手応えを感じました。

アウトプットあってこその出来事なんで、やはり大事です。アウトプット。

 

奇跡!元々ポートフォリオサイトを知っている人がいた!

これはもう奇跡。
この記事もそうですが、このサイトのリリース以来、ブログも定期的に投稿するようにしてます。

 

その甲斐あってか、面接官(もしくは現場の方)が僕のサイトを元々知っていたケースが数回。

確かに内容は技術系の小ネタ記事が多めで、そろりそろりとPVも伸びてるので有り得ない話ではないんですが…

これには正直鳥肌が笑

 

面接官ともそれでグッと距離感が縮まったので、内心「ブログやっててよかったーー!!」とガッツポーズ。

下手な事は書けないのでなかなか大変だけど、色んな場面で効いてくるのでブログ運営は結構重要だと思ってます。
ライティングの練習にもなるし。後で見返して慌ててリライトすることもあるけど苦笑

 

転職活動を終えて

そんなこんなで何とか初めての転職活動がひと段落して、今はこの記事をまとめたり入社書類の準備をしています。

 

結果云々は置いといても、今回の転職は自分にとってすごくプラスになりました。

 

日々ぼんやり考えていることを整理する良い機会になったし、自分と向き合う時間がしっかり確保できて良かった。
しかも転職の場合、それを自己完結させるのではなくて人に伝える必要があるわけです。面接なり何なりで。

 

面接の回数を重ねる中でも、少しずつその辺がブラッシュアップされていくのは実感できました。

意外と自分の目標とかって、日常生活の中で曖昧になりがちなのかもしれないです。

 

あと個人的に、WEBのことや自分のキャリアをじっくり話せる面接は緊張ももちろんしたけど楽しいものでした。
なんせほぼそれまで独学でひとりぽっちだったので笑

 

独学が長いと特に感じるけど、WEBのことを気軽に話せる先輩や仲間がいる環境ってすごく重要。
自分のやり方に拘るのも大事だけど、特にWEBは日々新たな手法が出てくるので、そういう技術や人のやり方を上手く取り入れてやっていければいいなと思ってます。

 

終わりに

恐ろしいほどクソ長い投稿になった…

 

改めて言っておきますが、今回の記事はよくある「未経験からのWEBデザイナー転職のススメ」的な記事ではなく、ただの「実例」です。
※そもそも「現場」未経験であってWEBデザイン未経験というわけではない

 

主旨として、半分以上は転職活動の総括として自分の為に残しました。

でもこの実例の中から何かしら、どなたかの参考になったり役に立ったりしたらそれはそれで嬉しいとも思ってます。

 

というわけでこの記事はここまで。

キャリアについての考えとかは、今後も何かの節目に書いていこうかなと思います。

 

あとは入社後に試用期間でクビにならないことを祈るのみ!
以上、おつかれさまでした!